Jul 3, 2007

Globalizationを学ぶ

さて、カナダデー連休も終わり、今日は再び学校へ。
ちなみに今期、学校に「通う」のは週2回、Summer Sessionのクラスのみ。
Distanse Edの方はそれと平行して「自分のペース」でやることになるけど、
きっと疎かになりがちなので、やっぱりちゃんと目安を引いておかないとマズイ。

授業はハーバーセンター(ダウンタウンキャンパス)なので、
実は今期、山の上(バーナビー)のメインキャンパスまで通わなくて済むのが嬉しい。
ダウンタウンの方だとドア トゥ ドアで40分程で行けるし、
帰りに買出しもしてくることもできる。これ重要。
山に行く場合は最短1時間はかかるし、途中でバスを降りないと
スーパーにも寄れないのだ。これが実に不便。

さて、話がまた少し逸れたけれど、肝心の授業について。
前回書いた通り、取っているのは「Globalization and Media」
という3年生用のセミナー形式のクラス。
内容は、その週のテーマに沿ったReadingについて、
毎回誰かがプレゼンテーションを行い、続いてその内容についてディスカッション。
成績にも授業へのParticipation(参加度)が加味される。つまり発言は重要。
言われなくても、少人数のクラスなので、発言しないと逆に目立ってしまう。

実はクラスが始まるまでこのことがかなり心配だった。
前学期、1年生用のクラスのTutorialでもまともに発言できず苦労した私。
いきなりセミナーなんて取っちゃって大丈夫なのか?
しかも履修条件の都合上、教授に頼んで履修を許可してもらった経緯もある。
これで何にも発言できなかったらまずいなぁ・・・と。

だけど、このクラスには私にとっていくつか好条件があった。

第一に、教授が韓国出身の方というのは前にも書いたけど
(実際、気さくな近所のおじさんって感じ、失礼ながら・・・)
英語のネイティブスピーカーでない。
英語圏での生活は長いようで、発語自体にはよどみがないのだけど、
発音はバリバリのコリアンイングリッシュなのだ。
一般的に、Fの発音がPっぽくなるのがコリアンイングリッシュの特徴のよう。
そして教授・・・肝心の"globalization"の発音が
「グローバライジェイション」になっていて、
いつも笑いそうになってしまう。(お茶目だ~。)
かく言う私の英語だってやっぱりジャパニーズイングリッシュで
未だにLの入っている語は上手く発音できないし(Rよりも問題はL!)
人のことをとやかくは言えないのだけど。(ごめんなさい、教授!)
だけどやっぱり、こういうところ、なんとなくアジアン共通の親しみを感じてしまう。
それにクラスメイトも実は「彼の言ってる事良く分からない・・・」と言っていた位なので
私がちょっと聞き逃すぐらい問題なし。と思う。

そして、やはり私のような留学生の境遇を教授が良く理解してくれているためか、
私の(たまに怪しい)発言にもうんうん、と頷いてくれたり、
たまに意識的に振ってくれることがあるので、私も発言しやすいのだ。
そうすると、他のクラスメートも今までよりぐっと私の発言内容を理解してくれている、
という感じがする。

第二に、クラスで唯一の日本人という立場がかなり生かせる授業内容だということ。
Globalizationがテーマということで、いろいろな国の経済、政策、文化、宗教観、
といったことが取り上げられるけれど、
ありがたいことに、日本の経済レベルや、独特の文化については、
欧米系、アジア系の学生に共通してよく浸透している。
おかげで、日本ではこう、という例を引き合いに出しての発言がしやすいのだ。
しかも話が日本の事になれば、必然的に私の出番がやってくるわけだし。

日本独特の文化・・・というとアニメ、そしてGeek(オタク)。
ありがちだけどこの言葉を出すとやっぱり全員ものすごく反応してくれる。

決して全てを自信を持って誇っているというわけではないけど、
日本の文化を理解し、紹介することが出来るというのは、ある意味
世界の色々な国の人に出せるワイルドカードを持っているようなものかも、
とこの授業に出て初めて思った。
色々考えさせられる部分はあるけど、この授業にあってはありがたい状況だ。
その代わり、いい加減なことは決して言えないけど。

ちなみに皆の正確な出身地はまだ全員は把握していないけれど、
他には、韓国、中国、ドイツ。あとは皆カナダ育ち(国籍は別として)だと思う。

最後に、一番大事なことだけど、
やっぱり内容が自分の興味の対象だと集中度も違う。
先学期は、まだ初めの学期ということもあって、
どうしても必修クラスを取らざるを得ずという状況だったけれども。

というわけで、心配していたよりも、始まってみると授業は楽しい。
もちろん、Readingは毎回どっさりあるし、しかも授業は週2回。
これからテストやペーパーの準備を通常の半分の期間でやらないといけないので
きっとてんてこまいになってしまうけど。

それにしても "Globalization" 、よく使われる割には定義が曖昧な言葉だけど、
今日のReadingにこんなことが書いてあった。

"Globalization is always becoming"

日本語でも「今日、グローバル化の時代において・・・」などと
(特に政治家の発言でなんかそれっぽく?)使われることが多いけど、
グローバル化、という言葉は、つまり常に現在進行形で、
いつまでたっても完成することがないというのだ。
確かに、その通り。

世界が一つ、になる日は果たしてやってくるのか永遠に来ないのか。
普遍的なテーマですね。
このテーマを、このコスモポリタンな国、カナダで学ぶことは、
私がこの留学中にしてみたいことの一つだった。
ようやく、勉強が勉強らしくなってきた気がする。
(そして、ブログの内容もようやく学生らしくなってきた気が・・・)


あ、ちなみに・・・
また勉強に関係ない話ですが、サバはその後予定通り味噌煮になり、
これがまた予想以上の旨~!でした。脂もよく乗ってたし。
勢い余ってサバお頭(?)を鮭アラと共におつゆにもしてみました。
いや~、余すところなく鯖は美味い。お魚、最高。

こんなところでも日本人で良かったと思う今日この頃です。

No comments: