Feb 2, 2009

春はまだか~?ヘンな慣習?

日本では立春の頃ですが、北米では今日2月2日は「グラウンドホッグ・デー(Groundhog Day)」という日にされていて、この日に、その年の春が来る時期を占う、という伝統があるらしい。

今朝、我が家は超早起きで・・・というのはウソで2人とも事情によりバタバタしていて気がついたら明け方に。

そこでCBC(カナダの国営放送)のモーニングニュースを何気なく見てたら、生中継をやってました。

揃いの黒いフロックコートと山高帽の人たちが壇上に集まり、立派な髭をたくわえた紳士が厳かに紙を読み上げる。そして高々と持ち上げられるのは、

・・・でっかいネズミみたいな動物。なんだこれ?

これが伝統の、「グラウンドホッグの天気予報」の発表だったのです。

グラウンドホッグはこの日に冬眠から目覚める(ことになっている)らしく、その際、自分の影に驚いて巣穴に帰れば、冬はあと6週間続き、そのまま外に出れば春はもうすぐ、なのだそうです・・・(ホンマかいな?)

Wikipedia日本語版にも結構詳しく載っています。⇒グラウンドホッグデー

一番有名なのはアメリカのペンシルバニア州パンクサトーニー(Punxsutawney)のグラウンドホッグ、フィル(Phil)の予想で、これが、このときテレビで中継されていたものです。毎年、2月2日の朝7時半(東部時間:ウチでは4時半ね!)にフィルが登場(と言うか巣箱から引っ張り出され)、皆の前で予想が読み上げられるのだそうです。しかしTVで見たフィルは、高々と持ち上げられた上にフラッシュの嵐に遭い、目を白黒させていましたが・・・ちょっとかわいそう?

Punxsutawney Groundhog Clubの公式ウェブサイト

グランドホッグという動物は北米の地リスの一種らしいのですが・・・上のサイトでフィルの写真を見れば分かる通り、かなりデカい。

※中継を見ても実はぴんと来なかったのだけ ど、このパンクサトーニーを舞台にした映画が「恋はデジャ・ブ」(原題がGroundhog Day)だったのね。このグラウンドホッグデーの一日を永遠に繰り返すことになった気象予報士の悲劇(?)を描いたお話。ビル・マーレイが何故か妙に格好良く見えてしまう傑作(笑)

この他にもこの日アメリカとカナダのあちこちで、グランドホッグの占いが行われます。この後、CBCは、カナダ、オンタリオ州ワイアートン(Wiarton)のウィリー(Willie)の予報も中継していました。

あちこちで行われるといっても主にはアメリカ・カナダの東部の行事です。仰々しいいでたちで馬鹿馬鹿しくも真面目顔で執り行われる行事というのは、いかにもヨーロッパからの移民の間で広まった風習であろうことは察しが着きます。実際、元はドイツの伝統であったらしいです。ただ、元は他の動物(アナグマとかハリネズミとか諸説あるみたいです)だったのが、北米では見つからなかったのでグラウンドホッグが予報をするようになったらしい。

さて、気になる今年の予報ですが、フィル、ウィリーはじめ、多くのグラウンドホッグが

「冬はまだあと6週間続く」

と予想したそうですよ(ただし、グラウンドホッグによって異なる場合もある)。まぁ、まだ2月になったばかりだしねぇ。

バンクーバーの雪はほとんど溶けました。こちらの春は・・・うーんどうでしょうねぇ。

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2 comments:

junco said...

初めて知りましたー。この行事。
・・・こんな2月の頭に占ったって、まだ冬に決まってるじゃんかー!(しかも、フロリダとカナダの気温差とか全く考慮されてないし)

SFUのバーナビーキャンパスは、まだまだ雪が残ってますよ。競技場とか、春まで使えなさそうな気さえする感じ。

orange said...

私も今年初めて見ましたよ・・・(てかバンクーバー時間であの時間に起きてることがそうないからね)

「冬はあと6週間」
2/2から数えると丁度春分の日?あたりになるらしい。ということは、まぁある程度経験に基づいた予測?なのかもねー。

バーナビー山の春はまだまだ遠そうだねぇ(笑)