Sep 30, 2009

長雨と収穫(は終わらない?)

2週間半の日本滞在があっという間に終わり、バンクーバーに戻ってきました。戻ってきてからは数時間おきに寝たり、起きたりを繰り返し・・・夜まで頑張って起きようと思うのだけど、なんだか池の淵から何者かに引きずられるような感じで眠りに・・・(例えが分かり難い?)

なんだか起きてたのかどうなのか良く分からない二日間でした。いつものことだけど日本にいるとその限られた時間で会える人には会っておこうとか、もうなるべく控えるようにしてるんだけど買出し行かなきゃとかで、バタバタしたまま滞在が終わってしまうのです。あと、今回一番堪えたのは、お酒。美味しかったのに、飲めない!何故?・・・よって、戻ってきた時にはなんかリフレッシュというよりすっかり疲れきっていたり。でも美味しいものもたんまり食べてるから体重はちっとも落ちてないんだけど。

いや、しかしそんなことは言い訳で、単にトシのせいなのか?

さて、戻ってきたバンクーバーは予想通りもう秋の長雨の季節に突入していました。眠ったり起きたりしながらなんとなく意識がはっきりしない中でも、時折激しくなる雨音がやけに耳についていたのでありました。

しかし、我が家のベランダ農園(久しぶりに登場)は意外や意外、まだ勢いを失っていなかった!

トマトなんて、もはやあちこち枝が広がりまくり。「モンスターズ」(2本あるので)と相方に呼ばれています。まだまだ実が100個以上はついているのではあるまいか。だけど、赤くなる実が小ぶりになっていっています。伸びた枝をせっせと吊るしてくれるのは相方です。

それでもまだまだ実を付けるつもりらしく花もどんどん咲いちゃってます。日本の実家(マンション)のベランダのトマトでさえ、もう打ち止めって感じだったのに・・・。

実は、これらから切った枝を挿してできた3号・4号が裏庭に控えています。今年のトマトは勢いがすごいわー。ミニトマトは育てやすいってのはホントらしい。

気温が下がってきたら持たないだろうと思っていたバジルも意外にまだ元気。傍らには、一度青虫に食い荒らされて壊滅した水菜をまき直しました。(だって、買ったら高いんですものー。)基本的に冬野菜なのでまだいけるんではないかと。

でも、夜の気温がそろそろ10度を切ってきたので、バジルがしおれる前にそろそろ刈り取ってペーストにしないとなー。

ジェノベーゼ。

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Sep 26, 2009

日本の真ん中で

唐突に始まった日本の真ん中(奥飛騨)旅行記ですが、先日の連休中に家族で旅行したものです(というか、そもそも決まっていた家族旅行に帰国が決まった私が便乗した)。

秋には珍しい大型連休(5連休で「シルバーウィーク」というすごいネーミングで呼ばれてましたが・・・敬老の日が入っていたからなのか?)でしたが、このためいざ出かけてみれば予想以上のすごい人。どこへ移動するにも一苦労でした。おまけにマイカー規制されているこの一帯では、自家用車は駐車場に止め、バスに乗り換えなくてはなりません。温泉地から上高地に行ったものの、もうどこにいっても人人人。帰りはバスに乗るのに1時間以上並ぶ長蛇の列。

そういう状況ではありましたが、初めて間近にみる飛騨山脈の迫力には存分に魅了されました。カナダの山々よりは猛々しい感じがあります。やはり起伏が激しいからなのか。

紅葉はまだ始まったばかり、という感じでしたが、スカッと晴れた秋空に様々な葉っぱの色が映えて絵画のようでした。

温泉も堪能したし、日本に生まれてああよかった、と思える旅でした。

多少交通の便が悪くても、やはりこの自然はいつまでも守って欲しいと思います。

残りの写真は「穏やかな日本の景色」を集めてみました。

神社は乗鞍山頂畳平のもの。この前日にここに野生の熊が出て、人を何人も襲って怪我人を出したことがニュースになりました。日本でもやはり山では熊には気をつけないといけませんね。といっても、野生の熊はよっぽどのことがない限り人に向かってくることはない(このときの熊も、おそらく冬眠前に一生懸命餌を探していて、うっかり人の多いところに出てしまったのだと思われます)ので、万一出くわしてしまった場合は、間違っても立ち向かわないように・・・。

黒猫ちゃんは帰りに立ち寄ったお蕎麦屋さんの猫。どんぶり・・・いや土鍋に入った猫まんまをひたすらがっついていました。








日本滞在も終わり近くになりました。次回は再びカナダからお届けします。

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Sep 24, 2009

どこの景色か分かりますか?






猛々しい山姿が真っ青な空に映えてまるで・・・

でもこれはカナダではなく、上高地から見た飛騨山脈です。(1枚目)

日本の真ん中はこんなにもダイナミックな姿をしていたんですね。
カナディアンロッキーにも負けない雄大な自然の美だと思います。

日本にもまだまだ見ていないところが沢山あるんだなぁ、と思い知りました。日本再発見です。(私は生まれが本州の西の端、育ちが関東なのですが、中部地方には行ったことがないところが多いのです。)

2枚目は乗鞍エコーライン(長野県側)山頂付近。標高2700メートル余りのこの辺りが日本で車が走れる最高地点(※)になるのだそうです。(※ただし、乗鞍エコーライン・スカイライン共に環境保護のためマイカー規制されているので、ここを走れるのは公共交通のみ)

下の3枚は夕暮れ時の乗鞍スカイライン(岐阜県側)を走りながら見た雲海。この日は本当に天気に恵まれ、まるで天上界からの眺めでした。以前見た富士の御来光よりもなにか更に神秘的に感じました。

山岳信仰の日本において、近代登山の魅力を伝えたのが明治時代に外国から来た技師や宣教師たち。日本アルプスの山々を海外の雑誌に紹介した英国人宣教師ウォルター・ウエストンについては上高地に記念碑が建てられています。

あと何枚か続いて載せます。

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Sep 22, 2009

ソルトスプリング島 ~動物たち~

毎度おなじみ、旅先の動物たち。

Ruckle Provincial Parkから帰ろうとすると、道路ではターキーたちが横断中でした。

Provincial Park入り口には出張マーケットが。ここの地主さんが農場主なのだそう。ひじの長さほどある大きなズッキーニを一本50セントで買いました。写っているのはそこの番犬のシープドッグ君。賢そうな横顔ですが、道端に止めた私の車にオシッコをかけられました(コラ~!)

その農場で飼われていた牛たち。ご飯にコーンをもらっていました。

コテージに戻ってみると、書き物(論文)に没頭しているはずだった相方は釣りに没頭していました。(・・・。)こちら相方に釣られた魚。(何かしら?)この後、キャッチアンドリリースで海に返されました。

コテージの庭先では野の花が風に揺られていました。

帰りがけに寄ったFulford Harbour近くのオーガニックカフェ。ここは本当に小さな港町ですが、いつもゆったりとした時間が流れていました。

また来たい場所です。

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Sep 18, 2009

博物館に行きたくなる映画

ソルトスプリング島はあと1回続きますがちょっとお休みして、日本で観に行った映画の話を。

実家の母が、思った以上に面白かった!と言って帰国するなりDVD鑑賞させられた?のが「ナイト ミュージアム」(原題:Night at the Museum)。

夜になると博物館の展示物が動き出す、という一見するとお子様向けのファンタジー映画のような設定の話ですが、これが色々ジョークが効いた良くできたコメディで、なるほど面白かった!

出演者も、地球の歴史からの色々な時代から、地球上のあらゆる場所からの豪華キャスト(?)揃いだし。動く恐竜(骨だけだが)もペットみたいで可愛い?し。

と、言うわけで、日本でギリギリ公開中だった続編「ナイト ミュージアム2」を観に行ってきました。原題がNight at the Museum: Battle of the Smithsonian となっているように、今回の舞台はあのスミソニアン博物館。

かなりスケールがデカくなっています。

この続編の「ヒロイン(展示物)」として登場するアメリア・イアハートは女性として初めて単独大西洋横断を成功させた実在のパイロットで、映画でもとても勇敢で冒険心の強い女性として描かれていますが、きっとそうだったのでしょうね。彼女の愛機で、映画にも出てくるあの真っ赤なロッキード・ヴェガはスミソニアンの国立航空宇宙博物館に実際に展示されているみたいです。あの頃のプロペラ機にはなんだか冒険心を掻き立てるようなロマンがありますよね。うっとり。

それから、スミソニアンは博物館として有名ですが、実際は19の施設からなる博物館「群」なんですね。そして莫大なコレクションのうち、展示されているのは2%程度で、殆どは地下の貯蔵庫に眠っているのだとか。それでも展示物を本当に堪能するならワシントンDCに1週間は滞在したほうがいいとの事ですが(どんだけ莫大なんだ)・・・。それもいいなぁ、一度行ってみたいなぁ、と思います。

映画のほうはしかし、コメディとしてのキレの点では1作目の方が好きかも。2でも、1と同様あの小さい2人(小さいカウボーイ=オーウェン・ウィルソンとローマ帝国の人・・・)の掛け合いが結局見所のような。

「2」の公開は日本ではほぼ終わっていますが、一部映画館ではまだ上映中のようです。

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Sep 16, 2009

ソルトスプリング島 ~裏側を探検~

私達が降り立ったのはFulford Harbourで、泊まったコテージもその目と鼻の先。このあたりはソルトスプリング島の中心、Ganges(ガンジス)からは車で20分ぐらいの距離です。Gungesには一度夕食を食べに行きましたが、それ以外は今回結局あまり見ることはありませんでした。

今回のソルトスプリング島はどっちかと言うと「裏側」になります。

ここは島中にアーティスト達の工房(studio)が点在しています。それらを巡る"Studio Tour"のマップが島で手に入るので(こちらのサイトからも入手できます)、それを頼りにプチ・ツアーをすることにしました。

ゲージュツには興味ないけど・・・という人も大丈夫。工房と言っても、ここにはワイナリーやベーカリー、チーズ工房などの「食アート(?)」も含まれます。これなら食いしん坊の人も楽しめますね。

というわけで、私はFulford Harbourから近いエリアに行ってみることに。ちなみに、「書き物に没頭したい(本人談)」相方はコテージに置いていき、私一人でのドライブです。

最初の目的地は Salt Spring Island Bread Co. という、パン工房(ベーカリー)。

メインの道路(といっても山道)から1本入ると、舗装されていない砂利道になります。そして、ベーカリーの看板を見つけたら入るのは車一台通るのがやっとのケモノ(?)道。最近ようやくまともに運転し始めたばかりのドライバーにはキツかったわ~。なんとか無事到着。着いたところは可愛らしい木でできたお家。これがパン工房。中の様子はリンク先に載っています。

大きな釜からは次々と焼きたてのパンが出てきて、それらをそのまま買うことができます。ここで、どっしりしたドライフルーツのパンや、ピザ風のオリーブなどを乗せて焼き上げたフォカッチャなどを購入しました。

こちらは店舗ではなくおそらくオーナーご家族の住居なのですが・・・小高い丘に立ち、ラベンダーに囲まれ、英国の田舎風。

そして、次に訪れたのはベーカリーから数ブロック奥にあるTony's Tarts という、まぁ名前そのままのお店。

道路の様子、分かりますか?

これまた可愛らしいお家です。看板がなければお店と分からないかも。

こちらがタルト。もう閉店間際でしたが(4時にはほとんどの工房が終わってしまいます)、サイトに出ているTonyさんご本人が出てきてくれました。タルトは、カナダ国旗柄!

さて、出発が遅かったのでStudio Tourは2件で早くも終了。メイン山道(Beaver Point Rd.)をそのままさらに奥に進むと、Ruckle Provincial Parkに到着。

ここでは島の南端からの海の絶景が見られます。少しトレイルを歩いてみることにしました。

歩き始めてすぐ、鹿ちゃんに遭遇!反対側にもう1頭いました。

海側の広場はキャンプ地になっています。海沿いでキャンピングって言うのもなかなか良さそう。あちこちにテントが張られていました。

さらにつづく。

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Sep 15, 2009

ソルトスプリング島 ~忘れられた風車小屋~

さて、もう一月ほど前のことになりますが、ソルトスプリング島に行った時のことです。

メインランド(バンクーバーのあるカナダ本体部分)とバンクーバー島の間に点在するGulf Islandsの島々。これまでビクトリアに行く時には通り過ぎるだけでしたが、今回はこの島々の一つに行ってみることにしました。

ソルトスプリング島 (Salt Spring Island) は、Gulf Islandsの中でも一番大きい島。自然豊かなことと、アーティストが多く住む島(つまりはヒッピー村)として知られています。

バンクーバーからソルトスプリング島までは、Tsawwassenから直通、またはビクトリア(Swaltz Bay)でフェリーを乗り継いで行けます。

この日は後者のコース。Swaltz Bay - Salt Spring Islandのフェリーは結構小さいです。

さて、Fulford Harbourから目と鼻の先にあるのが今回の宿泊先。早速出迎えてくれたのはこの、羊たち。コテージの敷地内で飼われていた3頭です。

羊って結構好奇心が強いんですね。滞在中、コテージの周りをメーメー言いながらグルグルしてました。

さっそく取り囲まれる我が愛車。(この後周りはフンだらけに・・・)

さてこのコテージ、実は、本物の風車小屋なのです。

かなりノスタルジックな外観。よく見ると、かなり古くなっているのですが・・・

私達、というか相方がここを選んだのは、もう13~4年前、物書きが生業の彼のお母さんがここに長期滞在していたときに訪ねたことがあったから。確かに、静かに書き物に没頭するには最適そうな所です。

コテージになっているのはこの小屋一つ。つまり一度に泊まれるのは2人。今時ホームページはなく、今回予約するために相方が電話をしたところ、オーナーの老婦人からは予想外の返事が。

去年ご主人を亡くしてから、コテージの営業をしていない、と。

だけど、相方が以前ここを訪ねたといういきさつを話したところ、では、ということで開けてくれることになりました。

どことなく寂れた感じが漂うのはそのためだったのかも。

羊たちに続いて、オーナー老婦人が出てきてくれました。同じ敷地にあるお家に、現在は一人住まいなのだそう。生粋の島生まれ、島育ちの彼女、とても穏やかな話し方の、チャーミングな人でした。

風車小屋兼コテージは、古いながらも、中はきちんと整えられていました。
ベッドルームはとってもラブリー。

彼女がその日の朝に摘んだであろうお花が、部屋のあちこちに活けられていました。

冷蔵庫には、ここで飼われているニワトリの採れたて卵が(メモ付きで)入っていました。翌朝頂きましたが新鮮で美味しかった!

そして、デッキからはこの景色。

専用の桟橋だってあります。相方はこの日からここでずっと釣りしてました。

これだけあればもう十分。静かな静かな休暇の始まりです。

つづく。

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