May 14, 2010

Stars on Ice

今夜バンクーバーでツアーフィナーレを迎えた2010年カナダ版Stars on Ice。GMプレイスに観に行ってきました。

さて気になる"Stars"はと言いますと、バンクーバーオリンピックでの活躍も記憶に新しい面々が。目玉はカナダにアイスダンス初の金メダルをもたらしたテッサ・バーチュー&スコット・モイヤー組。そして今やカナディアン誇りの銅メダリスト、ロシェット姐さんも元気に登場!それから、バトル王子など既にプロに転向したカナディアン”スター”スケーターもぞろぞろ。(詳細はこちらのページにて。)そして座長はもちろん、我らがカート・ブラウニング師匠!

そもそも以前CBCでカート率いるアイスショーを観て、その高いエンタテインメント性にうーんと唸って、以来アイスショーってモノを観てみたくなった。その時のショーは東海岸で行われていたもので、アイリッシュ音楽(フィドルの生演奏)とのコラボレーションで、それはそれは芸術的だった。そしてその音楽に合わせて、複雑極まりないアイリッシュダンスのステップを氷の上で軽やかに踊ってしまう師匠の足さばきに、ホレてしまったのだ。師匠は本当にスゴイエンターテイナーだ。頭は薄いけど・・・(しつこい)。

今回のショーはTVのコマーシャル(確か世界選手権の放送の時)で流れているのを見てチケットを取ったもので、既に良い席は売れてしまっていたのだけど、幸いにも席を取ることができた。実際、会場はほぼ満席でした。(ただし2階席は開放していなかったようだった。)老若男女、客層は幅広く、家族連れも多かった。カナダ人って、やっぱり(エンターテインメントとしての)フィギュアスケートが好きな国民だと思う。日本のように特定の選手に固執する人はそれほど多くないと思うんだけど。


さて、余裕を持って会場に着くつもりがやっぱりワタシと相方ではそもそも会場着がギリギリ。しかも行ってみればGMプレイスの周りはものすごい車の渋滞で、そして会場の駐車場にようやく辿り着いてみれば既に満杯という無常さ。近くのペイパーキングも何故か閉められてしまっているし。結局仕方がないので近くにあるカジノの駐車場に$30も払って停めるハメに・・・これでオープニングを20分以上も逃してしまった。

ショーは2部構成で、どちらの部も出演者それぞれのソロ(またはペアでの)パートから始まり、そして複数の出演者でのグループダンスで締められる、といった感じ。



今日もiPhoneしか持って行かなかったので、上のほうの席からはまともな写真なんてとても撮れなかったんだけど、会場の雰囲気伝わるとしたら、この写真。このふんだんなライティングはやはりアイスショーならでは。これは第1部の最後の、オールキャストでのダンス。とってもホットな衣装にホットなダンス。

GMプレイスはそもそもホッケー場なのだけど、競技用の会場と大きく違うのは、本当にリンクギリギリのところまで客席が設けられていて(ガラス板などの仕切りもなく)、上から見ていると、スケーターたちのブレードがお客さんに当たってしまうのではないかと思わずヒヤヒヤしてしまうほど。(もちろんそんなことはないのだろうけど。)あんな最前列で見られた人たちは、本当に間近でプロ達の滑りを堪能できたはず。

さて、ソロで目を引いたのは、まず、男子ソロスケーターのショーン・ソーヤー。近年競技では目立った活躍がない彼だけど、ショー慣れしているみたいで、その高いエンターテインメント性は観客の目を引いていた。音楽への乗り方(そしてなぜか段々衣装を脱いでいくのがお約束?)とオーディエンスの乗せ方が、とにかく上手い。バック転もどうやら得意らしく、グループダンスの時でさえ決めていて大いに目だっていた。

今日のバトル王子はちょっと線の細い印象。ジャンプもあまり決まってなかった。2部目のソロは繊細な彼らしい持ち味が出ていてなかなかだったけど。

スタンディングオベーションを受けていたのは、2002年ソルトレイクの金メダリストペア、サレー&ペルティエ組。とにかくこの2人の演技はダイナミックでアクロバティック。ありとあらゆるポジションで、ペルティエがサレーをぶんぶん振り回していて(しかも全く危なげがない)、大いに観客を沸かせていた。プロに転向して結構経つけれども、観客に”見せる”って点で、アマチュア時代とは違う進化をしたんだと思う。

今日のカート師匠は、また新たな試みとして、「ホッケースケートでマイウェイ」というまた斬新なダンスを披露。どういうことかと言うと、タイトルの通り、ホッケー用のスケート靴(ブレードが太くてごっついやつ)で踊ってしまうというもの!これかなりスピードの出るシロモノなんだけど、それでも軽やかな足さばきでスイスイと、ついでにジャンプまでこなしてしまう(さすがに2回転だけど)、師匠の多彩な技は圧巻。やっぱりこの人なくてはカナダのアイスショーは成り立たない。

そして最後は、バーチュー&モイヤー組がバンクーバーでの金メダルのフリーダンスを再現。これは音楽と共に皆の記憶に新しいので、カナダ人観客大盛り上がり。(その中で「あの人たち知ってる?」とすっとぼけた質問をしてくるカナダ人は君だけだ。相方よ。)ちなみに第1部では、オリンピックの時のエキシビションと同じもの(バレリーナとホッケー兄ちゃん)をやっていた。

今回アイスショーは初めて観たのだけど、競技とは全く違う「エンターテインメント」で存分に楽しませてもらった。競技の時のあの緊張感がないって言うのがまた楽しめる。半ば無理やり引っ張って行った相方も「楽しかった」と言っていた。これは、もしかしてまた行っちゃうかもね。


最後におまけで、車を止めていたところのカジノに寄り、相方君のインスピレーションによりルーレットの1発目で、駐車料金を取り返しかつ夕食代を出してお釣りが出るぐらいの儲けを得た。そのままさっと退散して、めでたしめでたし。

これで今年のスケートシーズンも終わり。

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