Dec 11, 2010

母乳育児と赤ちゃんのサプリメント

早いものでムスコもまもなく4ヶ月。

さて、(相変わらず寝る前の少しのミルクを除いては)おっぱいですくすく育っているムスコですが、母乳で育てられている赤ちゃんには補わなければいけないビタミンがあります。

それはビタミンD。

ビタミンDは身体へのカルシウム、リンの吸収を促進します。これが欠乏すると、骨や歯の形成に影響します。大人は食物から摂取できますし、また日光に当たる事によって皮膚でも生成されます。

赤ちゃんの場合、母乳からでは必要な量のビタミンDを取る事が出来ず、日照時間の少ない冬場は日光浴する機会もあまりありません。また、たとえ夏場でも6ヶ月以下の赤ちゃんは直射日光にあまり晒してはいけない(皮膚がんの予防のため)のでやはり補わなくてはいけません。

北欧ではビタミンD欠乏症がしばしば問題になるようです。以前、テレビのドキュメンタリーで、北欧のある国に移住したインド系家族が、彼らの赤ちゃんが1歳を過ぎても歯が全く生えてこないという悩みを抱えている、というのを見ました。原因は、日照不足によるビタミンD欠乏症。サプリメントの必要性を軽く考えてはいけないのです。

ここカナダでも、母乳で育てている赤ちゃんにはビタミンDのサプリメントを必ず取るように指導されます。必要量は1日400IU(国際単位)とされています。(※北緯55度より北の地域では冬の間は800IU/日の摂取が推奨されているそうです。)

これが取れるような赤ちゃん用のサプリメントが、こちらの薬局では売られています。

病院にもサンプルが置いてあったのはこちらのシロップタイプのもの。

ちょっとドロッとした感じのシロップで、授乳前に赤ちゃんの口に入れてあげます。赤ちゃんによっては好き嫌いもあるみたいですが、ムスコは喜んで飲んでいました。

ボトルについているスポイトで直接か、またはスプーンに取って飲ませてあげますが、スポイトを使う場合は毎回きれいに洗ってからボトルに戻してあげないといけません。

しばらくシロップを使っていましたが、少し前からこちらのタイプに替えてみました。


こちらは、無味無臭の液体タイプで、1滴で400IUが取れるタイプ。授乳前に乳首に垂らすか、またはおしゃぶりに垂らして赤ちゃんにくわえさせます。

スポイトを洗ったりスプーンを用意する必要がないのが便利ですが、ただ、水みたいにサラサラの液体なので垂らすとすぐに落ちてしまうので、くわえさせるタイミングを掴まないとちょっと難しいです。

ふむ、一長一短です。

あとは、どちらにしろ必要とは言えややお高いものなので(1本約$15ぐらい)、セール時を狙ったり、安いところを探しておく(こちらではお店によって同じ商品の値段がかなり違う事があるので)のも大事です。

ドラッグストアには自社ブランドの安い商品もあったりしますが、上の2つは添加物を使っていないということで、一応安心して使える商品だと思います。


また大人でも、ビタミンDの不足は骨粗しょう症などの原因になったりするほか、北国ではSAD(冬季うつ病)との関連性も指摘されているので、冬場は積極的に補った方がいいかもしれません。しらす干しや焼き鮭なんかに豊富に含まれているらしいですよ!



さて、もう一つ。日本でも以前ニュースになっていましたが、母乳育児ではビタミンK欠乏症(新生児・乳児の脳内出血等)のリスクもあります。(必ずそうなるというわけではないですが、まれに起こり得ます。)

日本ではどうも、経口投与で数回(生後1週以内と1ヵ月時)補うようなのですが、こちら(多分アメリカでも)では出生時にinjection(注射)で投与されます。そして、それきりです。日本のニュースを見ると1ヶ月検診でも投与があるとあったので、ムスコが1ヶ月ごろ、ふとシロップなどあげなくても良いのかなと思い、買い物に行った相方に薬局で聞いてもらったのですが、注射があるからいいのよ、という答えだったようです。

これで必要量が取れているのかな?と疑問になりましたが、調べてみると、イギリスでは1回の注射か3回の経口摂取かを選べるシステムになっているそうで、注射の場合は1回で済むようですね。


母乳育児は栄養価の面から多分に推奨されているのですが、こういう知識を前もって持っておかないといけないので、きちんと勉強しておかないと、ですね。


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