Feb 13, 2011

あれから1年・後日談

本当は昨日がそうだったのですが、Vancouver2010が開幕して1年経ちました。

1月の下旬ごろから、去年の今頃はウィスラーにいたよなぁ、と時々思い返していました。現地での準備のため、開会式の2週間ほど前からウィスラーに入っていましたが、やっぱり開会式に向けて空気がどんどん張り詰めていったことを思い出します。(開会式の日のブログはこちら。ってその日はオフだったんですが。)

ウィスラーでの1ヶ月ちょっとの生活は、今思うと1年どころじゃなく遠い昔のことのような気がします。その後私の生活は、大きく変わりました。

ボランティアを目指して1年近くトレーニングをしていたわけですが、なんと直前の12月に妊娠が分かった時にはホントにびっくりしました。Babyはいつでもwelcomeだったけどね、ははは。。。

実家の家族には、寒い所での仕事なんて大丈夫なの?と言われました。相方はと言えば、ただその時期の私と離れて暮らすのが嫌だと言って、かなりゴネていました。

ただ私の仕事は、外に行くこともあるけど基本的にはずっと外にいる訳ではなかったし、力仕事でもないし、向こうに宿舎も確保されていたからこそ長距離を通う必要がなかったし、いざとなったらドクターも近くにいるわけだし・・・と、色々考えてみたけどやっぱり予定通り仕事に入ろうと決めました。何より今しなければこういう経験はもうしばらくするチャンスがないだろう、と思ったからです。

ボランティアオフィスにはもちろん事情を伝えましたけれども、帰ってきた返事は、"Congratulations!"。予想してましたが、やっぱりあっさりしたもんです。

ただ、ウィスラーでの宿舎が確保できていなかったパラリンピックのお仕事のほうは、長距離を毎日通うと体の負担になると考えて勤務地をバンクーバーに変更してもらいました。(そういう訳だったんです。)


オリンピックの仕事に入った頃は、確か12週目頃でした。それまでは、はっきりしたつわりらしきものはなかったのですが、夕方になると少し気分が悪くなり、夕食を作るのをよくパスしていた私でした。(都合の良い手抜き主婦みたいでしたね~。)それから何故か肉類が全然食べられなくなり、特大ステーキとかで私に体力をつけさせようとする肉食な相方とケンカになったり。食べたくないものは食べられないんだってば。

それが、ウィスラーに行ってからというものすっかり調子は良くなり、お肉も少しずつ食べられるようになりました。普段の家事から解放され、食事も自分で作る必要がなくなり、精神的にラクになったからかもしれません。まぁ皆がマズイと言っていたスタッフミールでしたが・・・なるべく色々なものをバランス良く食べるようにしました。生活に慣れてからはルームメイトと自炊もしてましたけどね。

毎日早朝から起き、3食きっちり食べて、夜は翌日に備えて早くきっかり寝る、という生活を送れたことは私にとって良かった気がします。もしこの時期家でダラダラ過ごしていたら、あっという間に運動不足になっていたかも。

チームメイトと、日本から来たオフィスの方達にはとても気遣ってもらいました。バンクーバー往復などの遠出の仕事を殆ど割り当てられなかったので、中盤皆の体力がきつくなってきた頃には申し訳なく思いました。違うチーム(国)の仕事をしているハウスメイトたちも、その頃は皆疲労がくっきり顔に出ていました。何より長距離の運転が堪える仕事でした。


ウィスラーでの1ヶ月も、バンクーバーでの1ヶ月も、あっという間に過ぎた気がします。オリンピック・パラリンピックの舞台の裏では、本当にこんなにも沢山の人たちが動いているんだと言うのを目の当たりにして、やはりこれが4年に一度の大舞台なんだ!と。

仕事の中で一番記憶に残っているのは、オリンピック選手村での日本人選手の記者会見を同時通訳したことです。プロの通訳を頼んでいなかったというハプニングで、たまたまそこにいた私が急遽することになったのですが、カメラは回っているし、本当に心臓がバクバクしました。しかも、その様子が村内TVで流されたので、ボランティア仲間たちから「見たよ~~~」と言われまくってさらに冷や汗!

それから更なる後日談で、閉会後のボランティアの集まりの際、日本領事館の方からも「いや~(体のこと)心配してました」と言われびっくりしました!そこまで伝わっていたとは知りませんでした。。。


幸い体は本当にずっと快調で、つらい思いをすることも全くなかったのですが、皆が助けてくれたからこそ出来たことです。本当に思い出が色々あり、一生忘れられない2ヶ月間です。


お腹の中でオリンピック・パラリンピック体験をしたムスコも今日で6ヶ月。(彼はaccreditationなしで選手村の中にも入っている!:笑)

いつか彼も、日本とカナダの橋渡しになるような素晴らしい経験をして欲しいなと思っています。

With Glowing Hearts...

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