Feb 10, 2011

子連れ映画館:The King's Speech

久しぶりに映画を観に行ってきました。

これも出産以来出来なくなっていたこと。赤ちゃんの泣き声で映画を邪魔するわけには行かないですもんね。

・・・ところが、できた!

たまたまカナダ在住の方のブログを読んで知ったのですが、Cineplex系のいくつかの映画館では、"Stars and Strollers"というプログラムをやっていて、毎週1度の決められた回(映画館によって曜日や時間はまちまち)に、赤ちゃんを連れて入れるという設定にされているのです。

映画自体は全く大人向けの、その時劇場公開されているものですが、音量や光が和らげられていたり、などと赤ちゃんに対して配慮がされているとのこと。チケットも$2ディスカウント(※)になるし、それに何と言っても周りも赤ちゃん連れなので、泣いても気兼ねすることなく映画を楽しめる、という、子育て中のママにはなんとも嬉しい息抜きタイム。(※赤ちゃんを連れている人にのみ適用で、連れの人は通常料金とのこと)

Cineplex系の全映画館が対象なわけではないようですが(例えばMetrotownのSilverCityなんかは入ってない)、幸い我が家から一番近くにある映画館がこのプログラムの対象でした♪(おそらく元々余り混まないからでありましょう。)

なーんだ、これなら早く子連れ映画館デビューしておけば良かった!・・・と思いつつ、週ごとに映画が変わるので、これを観られるまで待っていました。


前々から観たかったのは、The King's Speech。(邦題「英国王のスピーチ」)

ジョージ6世(エリザベス現女王の父)の即位にまつわる史実が下敷きとなっている物語で、重度の吃音症に悩まされていたジョージ6世が、夫人のエリザベス(後のクイーン・マザー)の選んだスピーチセラピストと共にそのコンプレックスを克服し、ナチスドイツが台頭する戦況の中、イギリス国民を鼓舞する国王になっていく過程を描いています。(彼はその後、「善良王」と呼ばれ国民から大変親しまれた)

さて・・・自他共に認める英国マニア(え?はいそうです)の私、英国王室の、真面目くさったフリしつつもさまざまな感情が入り乱れるゴシップ誌的ドラマなんてのも大好きです。

このお話も、アルバート王子(後のジョージ6世)とスピーチセラピストの交流(これも実話)を主軸にしたヒューマン・ドラマになっていますが、そもそもが史実であるため、話の展開にドキドキするというよりは(だって分かっているからね)、英国王室を取り巻くさまざまな愛憎劇と、そのいかにもな英国っぽさを楽しむのがそもそもこの映画を観たかった理由です。

アルバートの人生を大きく変えることになった、有名な「王冠を賭けた恋」のエピソードも出てきます。(ジョージ5世の次男であったアルバートは元々国王になる予定ではなかったが、兄のエドワード8世が離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するために王位を放棄した)

この女性ウォリス・シンプソンは、そもそも離婚歴があったばかりでなく、エドワード8世(劇中では皇太子時代の愛称のデイビッドで呼ばれている)の愛人となった時も人妻であった、というツワモノ。(シンプソンは2番目の夫の姓)。国王が離婚経験者と結婚することを許さない英国国教会、そして王室から目の敵にされます。

史実といってもそう遠い昔のことではないので、非常に親しみやすいです。幼きエリザベス女王(と妹のマーガレット王女)が印象的な役割で出てきたりします。(犬好きの王女様たちはそれぞれに犬を連れていたり、と結構細かい描写がされています。)

エリザベス夫人を演じたへレナ・ボナム=カーターも、いつもは一本ネジ外れた様な個性的な役柄が多い(この人の場合地もそうかも)ですが、ここでは気さくながら気品のある役にとてもよくはまっていました。

全編に渡って見ていてドキドキさせられる不安げな演技(もちろん役の設定上)を披露したコリン・ファースは、ゴールデングローブの勢いに乗ってこのままオスカーも獲るのでしょうか?

それにしても・・・しかし、やはり離婚歴のあるカミラさんと結婚したチャールズさんも、やっぱり王位は継がないんでしょうかねぇ?(本人がその気でも、やっぱり国民が・・・)などとか観ていて思ってしまったり。

英国王室、こうして見ると結構奔放ですよね。地がドラマになってしまうんですもの、さすが、開かれた王室。(いや違う。)日本の皇室では、どうやったってこうしたドラマは考えられないことです。

てなわけで英国王室ファン、満足、の映画でした。いや、勿論ストーリーも演技も良かったのですが。

・・・すっかり映画評じゃなくて英国王室ゴシップになっちゃいましたねっ♪(えへへ)



さて、鑑賞中の様子ですが、

さすがやはり平日の昼間、館内はかなり空いていて、通路側の席に難なく座ることができました。最前部にストローラーを置けるスペースがありましたが、かなり余裕があったので、席の側の通路にそのまま置いておきました。

できれば、ムスコにはストローラーに乗ったままでいて欲しかったのですが、中に入った途端に、いつもと違う雰囲気を察知したのかぐずり始めてしまったので、膝の上で抱っこしていました。念のために持ってきた麦茶入りの哺乳瓶を渡すと自分で持ってチューチュー吸っていてくれたので、これでしばらく間が持ちました。

ところが途中で哺乳瓶を落としてしまい、床がスロープだったのでコロコロと前のほうに転がって行ってしまい・・・なのにまだお腹が空いているそぶりを見せるムスコ。仕方ないので授乳してみました。(来る前にもあげてきたんだけど・・・)もちろん隠すためのスカーフは使いましたが、薄暗い館内なので割と気兼ねなく授乳することができます。

そしたらコロリと眠りに落ちてくれ、映画の殆どの間眠っていてくれました。ずーっと抱いていたので腕は疲れましたが、次回もこの手を使おう。

映画の最後のほうに目覚めて少しグズり始めてしまいましたが、まぁ近くにもずっと泣いてた赤ちゃんがいたし、それぐらいは許容範囲かな、という感じでした。

来ていた赤ちゃんはムスコよりももっと小さい、2~3ヶ月ぐらいの子が多かったかな。カーシートに入れられたままの子も結構いました。ある意味ストローラーよりも楽かな?

もっと大きくなって動き始めてしまうと、2時間近い映画には耐えられないと思うので、このプログラムは小さいうちに活用すべし!ですね。(赤ちゃんも映画の内容は気にしないだろうし)

ウェブサイトに書かれてた、チェンジングテーブル(オムツ替え台)の備え付けは、なかった気がします。そしてここの映画館、トイレにも何故かオムツ替え台がない。まぁストローラーでどうにかすることもできますが、ちょっとそこはマイナス。

まぁでも、$10で2時間息抜きができるんであれば、また来ようかなぁ、と思います。まぁポップコーンを食べながら、の余裕はなさそうだけどね。


次は何を見ようかな?

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4 comments:

Mika said...

映画、ベイビーと一緒に行けて良かったですね(*^_^*)息抜きも楽しんで下さーい♪

orange said...

>Mikaさん

元気ですか??
ママ充電できました♪ちょこちょこ息抜きしていまーす。

Tomoko said...

はじめてコメントさせていただきます(^^)
映画館にこんなサービス?があるなんて知りませんでしたぁ!
きっと知らない人も多いのでは??しかも$2安い?なぜ?(笑)
こんな風にお母さんが息抜きすることは大切ですよね?!
お母さんも人間やから・・・ かわいいわが子と一緒でも
ストレスたまることもあるよねぇ(^^)

orange said...

>Tomokoさん

コメントありがとうございます。
私も早く知りたかった!と思いました。ディスカウントは期間限定?かもしれませんが、さらにお得でママ嬉しい♪(笑)
まぁたまにはママのほうが楽しませてもらうのもありかもしれませんよね。