Jun 17, 2011

悪夢は過ぎ去り

敗戦、そして暴動が起こったあの悪夢みたいな水曜日から一夜明けて、ダウンタウンには朝から「街を綺麗に元に戻そう!」というボランティアの人たちがたくさん集まったそうです。

Facebookでもすぐにボランティアを募るグループが立ち上がっていました。

そして、オフィスが活気付く時間の頃には、町中に落ちていたゴミも全てすっかり綺麗になっていたそうです。


from Vancouver Sun

Thousands stream into Vancouver to clean up after riot (Vancouver Sun)

割れたガラスやドアにはベニヤ板が貼られ、そこには町中の人たちからのメッセージが次々と書き込まれていったそうです。

メッセージの内容は、

「チームと街に代わって、ごめん!」と謝るものや、
「I Love VAN」「バンクーバーを嫌いにならないで」という愛街心を表すもの
そして「来年こそ頑張れカナックス!」との励まし(笑)

すっかりメッセージボードとなったこれらのベニヤ板は"Wall of Apology"と言われているとか。

オリンピック・シティの面目丸潰れとなってしまったバンクーバーのイメージも、これで良くなると良いですね。。。

我が家はダウンタウンからは離れているし、そうでなくても余程の用がないと最近はダウンタウンに出ることもないので(たいていの用事はノースで済ませられるし)、今回の騒ぎはテレビやネットのニュースで見るだけでしたが、それでも見慣れたお店が滅茶苦茶にされていたり、何より人が傷付け合う光景を見たら、相当心が痛みました。

地元の人が何より言いたいであろうことは、
「本当の(ホッケー)ファンは、暴動なんて起こさない」
ということです。

あの日ダウンタウンに集まってきていた輩は、そもそも初めから、勝っても負けてもひと暴れしようと目論んでいたであろうと思われています。ラジオニュースのレポーターも、あの日のダウンタウンの観戦ブースでは、昼間から酔っ払って吐いている人がいた(ちなみに外での飲酒は法律で禁止)など、他の日とは明らかに違う雰囲気が試合前から既に漂っていたと言っています。

今回このような騒ぎを起こした若者は、おそらく17年前のことは知らないか、あるいは子供だったのでしょうが、暴動のことをある意味「伝説」として捉えていたのでしょう。

だけど17年前と明らかに違うのは・・・今では誰もが携帯やカメラで写真やビデオを撮っていて、それがネットであっという間に公開されてしまうということ。

すでに、何人かの暴徒達が身元を割られ、早くも職を失ったり、大学の奨学金をフイにした人も出たそう。その家族の元へ怒りの電話が鳴りやまなかったりと、しばらく社会的制裁の波は続きそう。

RCMP(警察)も、「あなた達のことは必ず捕まえる」と言っています。

浅はかな行為の代償は、大きいのです。


騒ぎが落ち着き、スタンリー卿も今頃ほっとしていることでしょう。

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